野球肘の改善症例
- 通彦 奥川
- 8月8日
- 読了時間: 2分

野球肘で肘が痛くなり投球ができなくなりました。走る時の腕を振ることでも痛みが出るようになり、手術をすることになりました。
手術後も肘の痛みは無くならず、曲がらなくなりました。
一回の施術で肘は曲がるようになり、その後肘の痛みも改善したので1週間後には野球をプレーすることができました!
野球肘は、投球動作を繰り返すことによって肘関節に過度な負担がかかり、痛みや障害が生じるスポーツ障害です。特に少年野球の選手に多く見られます。発生機序は主に3つに分類されます。
一つ目は内側型で、ボールを投げる際の加速期に肘の内側に牽引力(引っ張られる力)が働くことで、靭帯や成長軟骨に損傷が起こります。これが内側側副靱帯損傷や内側上顆裂離(せつり)骨折の原因となります。
二つ目は外側型で、加速からリリース時に肘の外側に圧迫力が加わり、軟骨が傷つくことで関節ねずみ(離断性骨軟骨炎)などを引き起こします。
三つ目は後方型で、投球のフォロースルー時に肘が過伸展され、肘の後方に骨同士の衝突が起こることで骨棘(こつきょく)形成などが見られます。
繰り返される投球による微細な損傷の蓄積が、やがて大きな障害へと進行するため、早期の発見と予防が重要です。

コメント